年々増えていくダンボールの使用、そのほとんどが宅配など物流関係により生じています。便利なネットを利用したショッピングは私たちの生活をとても便利にしてくれましたが、同時にダンボールをはじめとするゴミを増やす原因にもなっています。溜まったダンボール回収を無料で行ってもらう際に意外と盲点となりがちなこととして、個人情報についてがあるでしょう。宅配などで使われたダンボールは個人情報の宝庫とも言えます。それは、住所や氏名、電話番号、何を購入したのかという情報が記載されているからです。
資源物回収ステーションなどに持ち込むときも、ダンボール回収をしてもらうために自宅に来てもらうときも同じように個人情報が記載されているシールははがすようにしましょう。今は個人情報が売買される時代であり、1件あたりいくらと金額が付けば、悪いことを考える人は残念ながらいます。特にこのような個人情報は特殊詐欺の名簿に使われることが多く、犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
個人情報が記載されているシールがはがせない場合は、黒のマジックペンで塗りつぶす方法もあります。そのままの状態で捨てないようにすることが、自分の身を守ることにつながります。無料でダンボール回収をしてもらう際は、個人情報が記載されている箇所はないか、再確認してからお願いしましょう。